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「THE JOY OF ACHIEVEMENT」
2017年1月11日(水)に全国流通リリース決定!!!


Track List アルバム全体の試聴  
joy-of-A-J
1. Happiness >>>2. インソムニア (アルバムリード曲>>>
3. きいてよ >>>
4. ニッチ >>>
5. BLUE >>>
6. SHINE >>>
7. イノセント >>>

全7曲入り
JANコード4562368840071
ASRR-1603 ¥2,000+税

『THE JOY OF ACHIEVEMENT』ササキオサム本人による全曲解説

1.Happiness
書き下ろしの新曲。重厚なピアノリフから始まるこの曲は当初、洋楽テイストでこのリフを貫き通す計画だったが、どうしてもハッとする華やかな仕掛けが思いつかず、次の展開(Bメロ)がみつかるまで3年という歳月を要した曲。歌詞作りに煮詰まって徹夜した際、バスルームの鏡に映った、自分のボロボロな顔にヒントを得てさらさらと仕上げた歌詞には40代半ばを迎えてのササキ本人の「幸せとは?」的個人的解釈が盛り込まれている。歌詞の一節「このまま老いさらばえてまで長生きなんてしたくない」などまるで10代の若者のようなメッセージだが、こんなメッセージを歌える大人になったんだなあと僕にしては照れくさいような、新しい発見を得たような深い曲に仕上がってます。

2.インソムニア
書き下ろしの新曲。(アルバムリード曲)独特なギターリフ、新しいコード感覚で編み出されたロックナンバー。テーマはインソムニア=不眠症。愛ゆえに生み出される焦燥感や自分の存在価値などのイメージをスリリングに抽象的に描きました。刹那を生き抜く、そんな熱い「生命」を感じてもらえたら嬉しいです。サウンド的には王道の8ビートロック。ギターバッキング、ベースはササキが担当し、ドラムは今井義頼、リードギター、ソロはJazzギタリストの梅田和利がプレイしている。

3.きいてよ
未発表曲からの蔵出しソング。元々はササキが高校時代に組んでいたバンドのリードナンバーだった。なので楽曲自体はササキが17才の時分の作品である。この曲が2015年のバースデーライブで披露された時、ファンからの切望もあり、今回スタジオレコーディングされることとなった。当時の人気テレビ番組、「三宅裕司のイカすバンド天国」にこの曲のライブビデオを送ったところ見事採用され、岩手からバンドメンバーと学校を休んでTV収録のため上京したという思い出深い曲。

4.ニッチ
4小節ギターループのみでできているこの曲はHIP HOPテイストをふんだんに用いました。様々なフレーズのいいとこ取りがぎっしり詰まったおいしい曲になっています。JAZZフレーバー溢れるギターは梅田和利がプレイ。「ニッチ」とは元々西洋建築用語で「壁の凹み」のこと。転じて一般的には「隙間」や「適所」という意味で用いられていることが多いそう。誰かを失ったという心の隙間も含め、その人じゃなきゃぴったりおさまらない隙間や適所にみんながそれぞれ寄り添って健気に生きているという様を、失恋したばかりの女子の告白ストーリーになぞらえて描いた曲になっています。サビに突然出て来る、「安部公房」は時分の愛読書「バベルの塔の狸(壁)」からの引用です。これも合わせて読んでもらえたらさらに理解が深まって楽しいかもしれません。

5.BLUE
この曲も「きいてよ」と同様に元々はササキが高校時代に組んでいたバンドのリードナンバーだった曲。ササキが17才の時分の作品である。「きいてよ」でイカ天(テレビ)に採用され、上京した際、実際僕らが演奏した曲は「BLUE」だった。急に断りもなく演奏曲を変更してしまったのだ。そのせいかわからないが「楽曲が難解すぎる、歌が駄目」などなぜか音楽評論家二人にのみ赤ランプをつけられ完奏できず。笑。当時の審査員だったギタリスト伊藤銀次にイントロのシンセサイザーの響きから「東北のa-ha」と評され審査員特別賞をもらいました。笑。自分が高校生当時デヴィッド・シルビアンのソロアルバムに感銘を受けてこの曲を書いたはずなのですが、シルビアン感ゼロですね。笑。キメが多く90年代初頭を彷彿させる懐かしい、今聴いても、へんてこな曲です。

6.SHINE
元々はメジャーデビュー前夜の男性2人組ユニットに書き下ろした曲だったのですが、その二人が結局デビューしなくて(悲)2011年くらいから自分で歌っていたのですが、前々から形にしたいと思っていた曲だったので、リアレンジしてこのアルバムに収録しました。僕の弾き語りライブアルバム「PREMITIVE VOICE」にも弾き語りバージョンで収録されています。胸の 中にあふれるサラサラとした手触りでキラキラした思いを星の輝きになぞらえて表現したいなと思い書いた作品です。アルバムの中では唯一のバラードになります。

7.イノセント
元々はパチンコ「CR DEAD OR ALIVE」のために2012年に書き下ろした曲です。
パチンコ版はメインボーカルに当時まだインディーズだった植田真梨恵を迎えてバックメンバーはドラム佐野康夫、その他はMOON CHILDのメンバーというゴージャスなメンツなのだが、いかんせ んパチンコをしないとその曲が聴けないという現実があって、パチンコファン以外にもこの楽曲を聴けるチャンスをと思い、今回自分のキーに設定してリアレンジしてレコーディングしました。ドラムは今井義頼。その他はすべてササキによる演奏です。歌詞の世界観はもうDEAD OR ALIVE感満載で少し大げさでロマンチックなんだけど硬派なことを歌 うというのを念頭に歌詞を書き上げました。疾走感溢れるテイストに仕上がっております。