OSAMU SASAKI official website

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オサム&ヒロノリ from MOON CHILD 

1st album

「The Artifacts,Unplugged Music」
「ジ・アーティファクツ、アンプラグド・ミュージック」

2020.9.2全国リリース&サブスク解禁
各リンクは
こちら

NEWS

2020.8.1からオフィシャルサイトの
SHOPにてフライング発売します!!!(宛名&サイン付き2Lサイズ生写真)
※8/1から発送します!!!事前に
SHOPにて販売始めます。※SHOP分はSOLDOUTしました。

タワーレコード新宿店では約一ヶ月先行となる8/1(土)から先行販売開始 !
(8/1(土)より、タワーレコード限定特典音源も付きます !)


各レコードショップの特典情報

※特典は初回出荷分のみとなります。基本的には発売前のオーダーのみ対応させて頂きます。
お早めのご予約をお勧めします。事前にお店にご確認下さいますようお願い致します。


タワーレコード限定特典(新宿店だけでなく全店舗対象)
https://tower.jp/item/5074900/The-Artifacts,Unplugged-Music

2019.11.23(土)@O-SITE(横浜)
オサムとヒロノリ秋のスペシャルアコースティックナイト2019より(LIVE音源)CD-R

1. joy of life
2. ドンファンの食卓

オンラインにて
店舗取り置き予約もできます。
https://tower.jp/ec/StoreProcure/StoreProcureItem.aspx?iid=5074900


ディスクユニオン限定特典

「1/2MOON CHILD〜オサムとヒロノリ 一夜限りのスペシャルアコースティック・ナイト2018」DVD-R
01.ESCAPE
02.自称ルースター男の懺悔

https://diskunion.net/portal/ct/detail/1008168399


HMV限定特典

「1/2MOON CHILD〜オサムとヒロノリ 一夜限りのスペシャルアコースティック・ナイト2018」DVD-R
01.アネモネ
02.ひぐらしと少年
https://www.hmv.co.jp/search/keyword_オサム+&+ヒロノリ+From+Moon+Child/target_ALL/type_sr/


音楽処限定特典

「1/2MOON CHILD〜オサムとヒロノリ 一夜限りのスペシャルアコースティック・ナイト2018」DVD-R

01.over the rainbow
02.マリーのコーヒーカップ
https://ondoko.ocnk.net/product/3833




MOON CHILDのフロントマンの2人、ササキオサムと秋山浩徳による初のオリジナルアルバム。
2本のアコースティックギターとボーカルのみという
今までにないシンプルなスタイルでレコーディングされたこのアルバムは
まさに音楽によるアーティファクト(工芸品)
大ヒット曲「ESCAPE」「微熱」「requiem for the man of nomad」のセルフカバーと新曲を織り交ぜた全7曲がここに!!

The Artifacts Jaket (1)

1.微熱 (4:41)
2.unconscious bias (4:30)
3.バカディアーノ (4:24)
4.requiem for the man of nomad (3:51)
5.ESCAPE (4:53)
6.キャッチャーインザライ (3:58)
7.AZEMICHI (4:23)

2020.9.2 リリース
品番 ASRR-2002
JANコード 4562368840156
定価 ¥2,300+税




オサム&ヒロノリ 二人によるアルバム楽曲解説

今回のアルバムのテーマは「歌とギター2本だけで成立させる」ということでした。それ故、”オサム&ヒロノリ”のライブで再現出来ないようなことは全て排除して、シンプルにまとめることを心がけました。
昨今は新型コロナの影響により生でライブを披露する機会がなくなってしまってますが、ライブに行けなくてもその雰囲気を少しだけでも感じ取っていただけたら幸いです。(秋山)

とにかくアコギってこんなにいい音出すの難しかったっけ?ってくらいササキは何度も弾き倒しました。笑。
「アコギと歌のみ」で作詞作曲してデモを作ること自体初めての経験だったのでなかなかイメージが出来なくて、特に新曲は試行錯誤の連続で、アルバムの構想考えたりとか最初の滑り出し(レコーディング)まで何ヶ月もかかってしまったけれど、いったんバンドサウンドという概念を捨てたらサラッとできちゃったみたいな、結局バラエティに富んだ、それでいて当時のMOON CHILD作品と並んでも時代の経過を感じさせないというか、当時の楽曲のクオリティに引けを取らないアルバムになったのではと思います。(ササキ)



1.微熱
ライブでは何度もやっている曲ですがいつも自分は自由に(適当に?)やり過ぎていた感があって、ここらでしっかりとアレンジしてみようと思って取りかかりました。変にいじくり回さず「原曲のイメージはそのままに」がテーマでした。(秋山)

これはMOON CHILD時代4枚目のシングルのリメイクです。バンドを解散してからも好きなのでソロでも何度も歌っている曲なのですが、秋山くんのアレンジでまたさらに磨きがかかった新鮮な昨品になりましたね。改めてアコギのコードの押さえ方も変えて、なるべく隙間を作らないようにアコギをストロークするのは至難の技でした。アレンジが新しくなってまたさらに好きな曲になりました。(ササキ)


2.unconscious bias
今回のアルバムで一番悩んだ曲。やっぱりドラムとベースが欲しくなるよね、が合言葉でしたが、ライブでやるなら結局こうなっちゃうよねってことでこのアレンジになりました。(秋山)

直訳すると「無意識の偏見」という意味です。SNSでの誹謗中傷や人種差別で暴動とか、元を辿れば無意識に勝手に他者をステレオタイプにカテゴライズしてこういうものだと決め付けて見ているところから始まってるんじゃないかなと思ってそれをテーマに書きました。単純に無意識な偏見や無意識な悪意から抜け出して突き進もうよ。それが本当の自由だよと。悪とは無意識の殴打ですと太宰治も言ってますが(笑)まずは「気付き」を増やして行こうよというメッセージが込められてますね。

3.バカディアーノ
オサムDemoの段階でほぼアレンジは出来上がっていた曲。歌詞の世界観に合う感じでギターを入れました。(秋山)

新型コロナ禍でソーシャルディスタンスというワードが巷で話題だったので、初めは恋のソーシャルディスタンスというタイトルで書き始めたんですが、あまりにダサいタイトルだなと思って(笑)書いていくうちに南国の恋の話に発展して、最後には夕日と砂浜が出てきて、地平線が夕日と溶け合うようにいつか一つになりたい、でも今は見つめ合うだけよみたいなイメージに変わって行ったので、タイトルをちょいと小粋に夕焼けをモチーフに作られたカクテルの名前「バカディアーノ」にしました。(ササキ)

4.requiem for the man of nomad
このアルバムで最初に取りかかった曲。アコギ2本でどうカッコ良くしていくか色々と試行錯誤した結果、この感じに落ち着きました。アレンジと言うよりはオサムのギターにどう絡むか?っていうのがテーマでした。(秋山)

これはMOON CHILD8枚目のシングルのリメイクです。元バージョンはバンドだし、ピアノのイメージが強いし、どんなアレンジになるんだろうと思ってましたが、さすが秋山くんでしたね。デモを作る時、僕のパートのギターまで秋山くんがササキっぽくギターを入れてくれるんですが、僕にはそれさえも難しくて(笑)どんどんシンプルになっていきましたが、カッコよくグルーヴしてまとまりましたね。歌のテイクもノリでフェイクしたり、本当はもっと録りたかったのに、秋山くんが歌ディレクションしてくれていやあこの自然な感じいいよ。と言ってくれたので、そんなに歌い込まなかったなあ。ライブで伸び伸び歌ってるササキの映像が浮かぶといいなと思います。(ササキ)

5.ESCAPE
当初はオサムのソロアルバムHAPPY BOXに収録されていたバージョンをリミックスするという話もありましたが、”ライブで再現”というテーマから外れていたことや音像が他の曲と違い過ぎていたため、あらためて録音し直しました。(秋山)

この曲はMOON CHILDの最大のヒット曲で何人もの方がカバーされてる作品でもあるんですが、僕らは本家なんだから、元のイメージを変える必要ないと言い切った秋山くんに男らしさを感じたのですが、今思えば、ジャズバージョンとかブルースとかボサノバみたいなお洒落なアレンジなギターはササキには無理があるのをわかってたからかな。笑。8ビートな疾走感はそのまま、怪しさも活きていて本家らしいテイクが録れたのではないでしょうか。

6.キャッチャーインザライ
アレンジ的には部屋の中で適当にセッションしている感じを出したいと思いました。(秋山)

これぞオサム&ヒロノリ的なサウンドになったのではという曲ですね。タイトルはサリンジャーの有名な小説「ライ麦畑でつかまえて」の原題です。
主人公のホールデンが「自分がなりたいのは、ライ麦畑で遊んでる子供達が崖から落ちそうになった時につかまえてあげるライ麦畑のキャッチャーみたいなものだ」と言うのを読んで、自分も究極なりたいものってそう言うものかもしれないって思って歌詞を書きました。この歌詞の中では彼女にライ麦畑で崖から落ちそうになってる子供の役割をさせてるんだけど、こんなの普通は許せないと思います。笑。リアルのようなファンタジーだと思って楽しんで頂けたらと思います。(ササキ)

7.AZEMICHI
深く考えずにアレンジに取りかかりましたが、結果アイリッシュっぽさやチェットアトキンス的なフレーズも入れることが出来て自分的にすごく好きな感じになりました。(秋山)

8年くらい前に思いついたのだけど歌詞が浮かばず放っておいた曲なんですが、やっと日の目を浴びる時が来ましたね。オサム&ヒロノリのコンセプトにはよくハマった曲だと思います。畦道って僕の中の幼き頃の心象風景なんですが、都会の人だと何なんだろうなあ川岸の土手でも良いです。その心の拠り所というか故郷でもいいのかな。どんどん時の流れと共に変わっていく、時は流れる、時は無常、いつの間にか振り出し、でも歩き続ける、とかそんな人生観が今くらいの年に歌うにはちょうどいいなっと思っています。アルバムを締め括るにふさわしい曲であります。(ササキ)